地域文化論

科目ナンバリング
1080321477

担当者
岡  惠介

 
常勤・非常勤
教員研究室
1321
DP
2,3
配当年次
2年次・前期
授業形式
講義
授業時間
30時間
単位
選択 2単位


アクティブ・ラーニング

□協定等に基づく外部機関と連携した課題解決型授業 □ディスカッション・ディベート
 □グループワーク ☑プレゼンテーション □実習・フィールドワーク □該当なし

【授業内容】

本講義では東北の山村を取り上げ、その地域の自然文化がどのような変貌を遂げてきたのか、その実態を探っていく。同じ日本でありながら都市とは異なり特性を持った山村が、環境やエネルギーをいかにエコロジカルに利用・再利用してきたか、そのような地域に対しての評価は、高度経済成長の時代と現代とではどのように違ってきているのか、を学習していく。大震災以降、今後の日本が抱える大きな課題の一つはエネルギー問題であることが明白となった。この講義では、山村のエネルギー利用に学びながら、今後我々がどのようにこの日本で生きていくべきかの指標も与えることになろう。


【学習の到達目標】

エネルギー利用を中心とした循環型リサイクル社会の実態を理解し、今後の日本社会にどのように反映していくべきかを述べることが出来る。


【成績評価方法】

作成したレジュメの内容を含む発表内容75%、毎時の質問内容、回数25%により評価する。

【課題等のフィードバック方法】

各講義の最後に、質問を受け付け回答する。


【履修上の注意・予習・復習について】

毎時質問を用意するための予習を課す。全員質問できるように準備しておくこと。
発表時は、各人発表内容を分かりやすくまとめたレジュメを用意し、発表前に担当教員のチェックを受けること。答えられなかった質問には、後日調べて回答すること。
遅刻は15分まで可。飲食禁止、水分補給のためのペットボトルの持ち込みは可。


【受講して得られる効果・メリット、その他】

山におけるエコロジカルなエネルギー利用と物資の生産と管理の実態を学ぶことによって、今後の日本の環境問題に対する視点を理解し、とくに災害時におけるレジリエンスの基盤としての在来知の可能性を理解し、実生活に応用することができる。

授業計画

担当教員学習内容学習課題・必要な学習時間/予習・学習時間時間(分)
1岡  惠介ガイダンス~本講義の意図と展開~授業概要と教科書から授業内容と流れを予習し、ノートをもとに授業の意図するところと今後の展開について復習しておく。240
2岡  惠介山村とは、どのような地域であるのか山村という用語の発祥と時代背景について紹介する参考書で予習し、東北地方の農村恐慌と開戦との関連についてノートをもとに復習する。240
3岡  惠介化石燃料と原子力に依存する以前の山村の存在意義日本のエネルギー利用の実態と西欧との比較について予習し、ノートと教科書をもとに山村の製炭産業が果たした役割を復習する。240
4岡  惠介日本におけるチベットの理解チベット地域の歴史政治的背景について教科書で予習し、ノートと教科書をもとに河口慧海の業績他について復習する。240
5岡  惠介日本でチベットと呼ばれた地域の暮らし①明治大正期教科書・参考書で当時の当該地域の実態について予習し、ノートとレジュメをもとにその暮らしの現代的評価について復習する。240
6岡  惠介日本でチベットと呼ばれた地域の暮らし②昭和戦前・戦中期教科書・参考書で当時の当該地域の実態について予習し、ノートとレジュメをもとにその暮らしの現代的評価について復習する。240
7岡  惠介日本でチベットと呼ばれた地域の暮らし③昭和20年代教科書・参考書で当時の当該地域の実態について予習し、ノートとレジュメをもとにその暮らしの現代的評価について復習する。240
8岡  惠介日本でチベットと呼ばれた地域の暮らし④昭和30年代教科書・参考書で当時の当該地域の実態について予習し、ノートとレジュメをもとにその暮らしの現代的評価について復習する。240
9岡  惠介「ものいわぬ農民」の世界を探る当時のベストセラーである「ものいわぬ農民」について教科書などで予習し、レジュメをもとにその評価について復習する。240
10岡  惠介日本でチベットと呼ばれた地域の暮らし⑤昭和40年代以降教科書・参考書で当時の当該地域の実態について予習し、ノートとレジュメをもとにその暮らしの現代的評価について復習する。240
11岡  惠介チベットと呼ばれた地域の再評価①木質エネルギーの利用と災害現在の日本における木質エネルギーの活用について予習し、ノートをもとにかつての山村の利用実態とその評価について復習する。240
12岡  惠介チベットと呼ばれた地域の再評価②食料保存・貯蔵とイノベーション教科書で、山村の食糧保存・貯蔵の伝統的技術について予習し、ノートをもとに新技術の導入と災害時の活用について復習する。240
13岡  惠介チベットと呼ばれた地域の再評価③ストック型社会の可能性ストック型経済について予習し、ノートをもとにかつての山村をモデルとした今後の可能性について復習する。240
14岡  惠介災害時における地域文化の存在意義とレジリエンス災害時における伝承などの地域文化が果たした役割について予習し、在来知とレジリエンスの関係についてノートをもとに復習する。240
15岡  惠介これまでのふりかえりとまとめ教科書とノートをもとにこれまでの学修について予習し、在来知のレジリエンスの実生活への応用についてノートをもとに復習する。240
教科書
「視えざる森の暮らし」岡惠介、大河書房
参考書
授業のなかで紹介していく。
備考
なし。