国際政治経済学

科目ナンバリング
1080431487

担当者
永澤 雄治

 
非常勤
教員研究室
非常勤講師室
DP
1,2
配当年次
2年次・後期
授業形式
講義
授業時間
30時間
単位
選択 2単位


アクティブ・ラーニング

□協定等に基づく外部機関と連携した課題解決型授業 ☑ディスカッション・ディベート
 ☑グループワーク □プレゼンテーション □実習・フィールドワーク □該当なし

【授業内容】

初期の国際政治学では、防衛問題が関心の中心で、経済問題は注目されていませんでした。特に第2次大戦後の国際政治学はリアリズムの影響が強く、経済問題は「低次元の政治(Low Politics)」として軽視された状態が長く続きました。しかし1970年代に北米の国際政治学会において経済現象を取り上げる傾向が盛んになり、「政治と経済」の相互作用を読み解こうとする国際政治経済学(International Political Economy)が、国際政治学の一分野として定着してきました。この授業では、理論と実証の両面から国際政治経済学を解説します。


【学習の到達目標】

国際政治経済学の理論的な考え方を理解し、具体的な事例にそれらを適用して一定の説明ができるような応用力を修得すること。


【成績評価方法】

授業は演習形式で行い、毎回、4~5題の記述問題を出します。15回分の筆記(75点)、小レポート(10点)、出席(15点)。

【課題等のフィードバック方法】

演習問題の解説は、ディスカッションを通じて授業中に行います。また小レポートに関するコメントは、UNIPAを通じて行います。


【履修上の注意・予習・復習について】

毎回の記述問題に解答することが重要になります。出席しても、解答しなければ筆記の点数にはなりませんので、注意して下さい。


【受講して得られる効果・メリット、その他】

抽象的概念を用いて具体的事例(例えばイラク戦争や日米開戦等)を考える面白さが味わえる筈です。

授業計画

担当教員学習内容学習課題・必要な学習時間/予習・学習時間時間(分)
1永澤 雄治国際政治経済学(IPE)とは何か国際政治経済学(IPE)が国際政治学の一学派であることを予習し、授業スライドを復習240
2永澤 雄治国家と市場の相互作用を考える国家と市場の相互作用について予習し、授業スライドを復習240
3永澤 雄治経済的相互依存とは?(相互依存論と安全保障戦略)相互依存論と安全保障戦略について予習し、授業スライドを復習240
4永澤 雄治経済交流は戦争の歯止めになり得るのか?経済交流が武力紛争を抑止するというリベラル派仮説について予習し、授業スライドを復習。240
5永澤 雄治事例①日本と中国の経済的相互依存と防衛問題事例①日本と中国の経済的相互依存と防衛問題について予習し、授業スライドを復習240
6永澤 雄治事例②太平洋戦争前の日本と米国の経済関係事例②太平洋戦争前の日本と米国の経済関係について予習し、授業スライドを復習240
7永澤 雄治国際社会における協調と対立(戦争と平和を考える)国際社会における協調と対立の事例について予習し、授業スライドを復習240
8永澤 雄治リアリズムとリベラリズム論争(勢力均衡論と国際協調主義)リアリズムとリベラリズム論争について予習し、勢力均衡論と国際協調主義に関する授業スライドを復習240
9永澤 雄治事例③アメリカによる対イラク戦争事例③アメリカによる対イラク戦争について予習し、イラク戦争の費用便益分析に関する授業スライドを復習240
10永澤 雄治事例④冷戦における軍備拡大競争事例④冷戦における軍備拡大競争について予習し、授業スライドを復習240
11永澤 雄治事例⑤冷戦と東西貿易(ECの経済外交戦略)事例⑤冷戦と東西貿易について予習し、ECの経済外交戦略に関する授業スライドを復習240
12永澤 雄治世界が最も安定するシステムは何か?(覇権主義、二極支配、多極共存)世界が最も安定するシステムについて事前に考察し、覇権主義、二極支配、多極共存に関する授業スライドを復習240
13永澤 雄治冷戦後の国際秩序(地域紛争と国際政治)冷戦後の国際秩序について予習し、地域紛争と国際政治に関する授業スライドを復習240
14永澤 雄治世界政府は誕生するか?予習として、世界政府の誕生可能性に関して考察し、授業スライドを復習240
15永澤 雄治まとめ14回分の授業スライドを復習240
教科書
指定なし。教科書の代わりとしてPCスライドを用いて、Web(ユニパ)で配信します。復習の際に利用して下さい。
参考書
『国際政治経済学入門』 野林健、編
『国際紛争』 J. S. ナイ
講義中に適宜紹介します。
備考