グリーンツーリズム論

科目ナンバリング
10804314120

担当者
秡川 信弘

 
常勤
教員研究室
1221
DP
1,2,3,4
配当年次
2年次・後期
授業形式
講義
授業時間
30時間
単位
選択 2単位


アクティブ・ラーニング

□協定等に基づく外部機関と連携した課題解決型授業 □ディスカッション・ディベート
 □グループワーク □プレゼンテーション □実習・フィールドワーク ☑該当なし

【授業内容】

我が国の農村で実際に起きている問題に対する総合政策学的解決策について考えるために、ヘンリー・D.ソロー(H.D. Thoreau)著『森の生活』(原題:“Walden; or, life in the woods”)を教科書として用い、以下の内容について教授する(教科書は必ず入手すること)。ソローは日々の生命再生産過程(食農体験)を通し、「生命(green)」を意欲あふれる「旅(tour)」(☞「人生」)として持続させる方法を、いかに自分と向き合うか(policy ☞ ism)という視点から開発した先駆者として位置づけられる。この講義は彼の先駆的な思考法に学びながら、21世紀の日本型green tourismを開発する場(時空間)を提供する科目である。


【学習の到達目標】

自らの人生における真の目的を理解し、その目的を実現するために必要な方法を具体的に考えることができるようになる。


【成績評価方法】

出席状況が学則に規程される水準を上回る履修者を対象に、以下の配点基準で評価する。① 平常点(受講態度)30%、② 定期試験70%。

【課題等のフィードバック方法】

講義時の質疑応答および出席カードの活用。


【履修上の注意・予習・復習について】

① 初回の授業から教科書を使用するので、それまでに必ず教科書を入手しておくこと。② 毎回、必ず出席を確認するとともに、本学試験規程第7条第2項を厳格に適用する。また、③ 講義開始後の入室者は遅刻と見なす。つまり、④ 仮に半期15回の講義で10回の出席がある場合であっても、1回の遅刻により本学試験規程第7条第2項に抵触することは自明である。


【受講して得られる効果・メリット、その他】

自己の人生観を変え、就活を不安の種から喜びのシーズへと変換できる。

授業計画

担当教員学習内容学習課題・必要な学習時間/予習・学習時間時間(分)
1秡川 信弘ガイダンス-Boston近郊のConcordとWalden-教科書の凡例、目次、写真などから、19世紀米国東部の町で暮らしたソローの日常生活を想像する。240
2秡川 信弘経済①(市場、経済、暮らし)教科書の「経済」を読み、市場経済の浸透と米国人の暮らしの変貌について理解する。240
3秡川 信弘経済②(労働市場、農産物市場、金融市場)教科書の「経済」を読み、様々なフェーズから市場経済の原理を理解する。240
4秡川 信弘経済③(価値、費用、生計)教科書の「経済」を読み、家計や生計のあり方について、現代の日本社会と比較しながら理解する。240
5秡川 信弘経済④(持続可能な社会)19世紀米国社会を生きたソローが持続可能な社会をいかに展望したか考える。240
6秡川 信弘住んだ場所と済んだ目的Walden湖畔でのソローによる独居生活の意味について考える。240
7秡川 信弘読書「書き記された言葉」は「人生に最も近い芸術作品」という意味について、現代人の視点から考える。240
8秡川 信弘19世紀米国における産業革命および交通革命と「鉄のウマ」について考える。240
9秡川 信弘孤独「徳は孤ならず、かならず隣あり」の意味を考える。240
10秡川 信弘訪問者たち南北戦争前の北部における奴隷解放運動とソロー自作の湖畔小屋の使用方法(underground- railway)について考える。240
11秡川 信弘マメ畑①テキストの「マメ畑」を読み、栽培方法や収支計算について理解する。240
12秡川 信弘マメ畑②「聖なる技術」としての農耕および「まことの農夫」(true husbandman)について考える。240
13秡川 信弘マメ畑③ソローの「マメ畑」を「経済」の視点から計数的に評価する。240
14秡川 信弘マメ畑④ソローが「マメ畑」に取り組んだ現代的意義を理解し、現在日本における試行方法について考える。240
15秡川 信弘まとめグリーンツーリズムとは何か?現代社会の問題解決にいかに活用しうるのか?
総括する。
240
教科書
ヘンリー・D.ソロー『森の生活(上)』岩波書店
参考書
講義中に提示する。
備考