EU研究

科目ナンバリング
10804414122

担当者
永澤 雄治

 
非常勤
教員研究室
非常勤講師室
DP
2,3
配当年次
3年次・前期
授業形式
講義
授業時間
30時間
単位
選択 2単位


アクティブ・ラーニング

□協定等に基づく外部機関と連携した課題解決型授業 ☑ディスカッション・ディベート
 ☑グループワーク □プレゼンテーション □実習・フィールドワーク □該当なし

【授業内容】

「EU研究」では、欧州共同体の創設から現在のEUに至る動向を観察します。戦争を繰り返していた欧州諸国が、戦争を防止するために創設した制度装置が、欧州共同体です。EUは「不戦共同体」として出発したわけです。そしてこの基本的な考え方は、現在の拡大EUにも受け継がれています。冷戦後、中東欧諸国を新たに共同体の一員として迎え、冷戦による東西分断を克服した東方拡大は、EUが「不戦共同体」として存続している証といえるでしょう。講義では視覚教材も活用しながら、EUの「深化と拡大」について解説します。


【学習の到達目標】

第2次大戦後、不戦共同体として出発した欧州統合の本質や単一市場、単一通貨を達成した歴史的経緯とその政治経済的意味について理解すること。
東アジアの将来を考える上で、EUが地域統合モデルになり得るのかというテーマに関しても自分なりの考察ができるようになること。


【成績評価方法】

授業は演習形式で行い、毎回、4~5題の記述問題を出します。15回分の筆記(75点)、小レポート(10点)、出席(15点)。

【課題等のフィードバック方法】

演習問題の解説は、ディスカッションを通じて授業中に行います。また小レポートに関するコメントは、UNIPAを通じて行います。


【履修上の注意・予習・復習について】

毎回の記述問題に解答することが重要になります。出席しても、解答しなければ筆記の点数にはなりませんので、注意して下さい。


【受講して得られる効果・メリット、その他】

EUの統合過程を観察することを通じて、武力紛争の歴史を乗り越える具体的方策について学ぶことができます。日本を含む東アジアの将来を考える上でも有益な知見が得られるでしょう。

授業計画

担当教員学習内容学習課題・必要な学習時間/予習・学習時間時間(分)
1永澤 雄治欧州共同体を観察することの意味欧州共同体を観察することの意味について事前に考察し、授業スライドを復習240
2永澤 雄治ヨーロッパにおける戦争の歴史ヨーロッパにおける戦争の歴史について調べ、授業スライドを復習240
3永澤 雄治第二次世界大戦と冷戦第二次世界大戦と冷戦について調べ、授業スライドを復習240
4永澤 雄治不戦のための欧州共同体欧州共同体について調べ、不戦共同体としてのEUに関する授業スライドを復習240
5永澤 雄治モネとシューマンの欧州共同体構想モネとシューマンについて調べ、彼らの欧州共同体構想に関する授業スライドを復習240
6永澤 雄治石炭鉄鋼共同体からEC創設まで石炭鉄鋼共同体からEC創設までについて調べ、授業スライドを復習240
7永澤 雄治ECの外交-EPCの形成-ECの外交について調べ、EPCの形成に関する授業スライドを復習240
8永澤 雄治ECの安全保障戦略と東西欧州貿易ECの安全保障戦略について調べ、東西欧州貿易が安全保障戦略として機能していたことを示す授業スライドを復習240
9永澤 雄治単一市場と単一通貨の形成単一市場と単一通貨について調べ、授業スライドを復習240
10永澤 雄治冷戦の終結とEU冷戦の終結時にEUがどのような状況に直面していたのかを調べ、授業スライドを復習240
11永澤 雄治EUの拡大Ⅰ:中東欧とEUの新たな関係冷戦後の中東欧とEUの新たな関係について調べ、授業スライドを復習240
12永澤 雄治EUの拡大Ⅱ:拡大の費用便益分析EU拡大の費用便益分析に関して考察し、授業スライドを復習240
13永澤 雄治拡大EUと近隣諸国:対ロシア外交戦略拡大EUと近隣諸国の関係について調べ、近隣諸国政策に関する授業スライドを復習240
14永澤 雄治EUの経験と東アジア共同体の可能性EUとの比較を通じて東アジア共同体の可能性について考察し、授業スライドを復習240
15永澤 雄治まとめ14回分の授業スライドを復習240
教科書
指定なし。教科書の代わりとしてPCスライドを用いて、Web(ユニパ)で配信します。復習の際に利用して下さい。
参考書
『ヨーロッパ統合』 細谷千博編
『国際社会を学ぶ』 戸田、三上、勝間編(晃洋書房)
講義中に適宜紹介します。
備考