音響学・聴覚心理学

科目ナンバリング
1030331648

担当者
高橋 信雄

 
常勤
教員研究室
1412
DP
1,2
配当年次
1年次・前期
授業形式
講義
授業時間
30時間
単位
必修 2単位


アクティブ・ラーニング

□協定等に基づく外部機関と連携した課題解決型授業 ☑ディスカッション・ディベート
 □グループワーク □プレゼンテーション □実習・フィールドワーク □該当なし

【授業内容】

音響学:聴覚医学、音声言語学に必要な音響学の基礎的な事項を学習する。さらに母音、子音の生成、音響分析の手法などについても解説する。聴覚心理学:聴覚機能や聴覚検査を理解するために必要な聴覚の成り立ち、音の情報の符号化、聴感覚(大きさ、高さ、時間の弁別など)、生活環境と聴覚などについて説明する。


【学習の到達目標】

1)音響用語とその単位などを使いこなせる
2)音の物理学、音波の性質などについて説明できる
3)中耳・内耳の伝音機構、聴覚伝導路、周波数分析機構、マスキング機構などを説明できる
4)音響学からみた母音、子音の生成、音声のスペクトログラムの読み方を説明できる


【成績評価方法】

定期試験80%、小テスト20%(授業の進行状況で実施しない場合は定期試験100%)

【課題等のフィードバック方法】

小テストや課題のフィードバックを、次回の授業の最初の時間を用いて行う。


【履修上の注意・予習・復習について】

1.遅刻は正当な理由がある場合を除いて原則認めない。3回の遅刻で1回の欠席と見なす。
2.禁止事項 ①私語  ②飲食  ③携帯電話(メール、時刻のチェックを含む) ④居眠り
3.予習・復習:復習を中心に行うこと。理解を深めるため講義資料だけでなく教科書も参考にして自分のノートを作成すること。
疑問やわからない点は、次回の授業で質問し確認をするように努めること。


【受講して得られる効果・メリット、その他】

1)必修科目であり習得する必要がある
2)言語聴覚学の中でも難解とされる聴覚、言語などの音響学的な特徴を理解できる

授業計画

担当教員学習内容学習課題・必要な学習時間/予習・学習時間時間(分)
1高橋 信雄音の性質音響学の根本となる知識を学ぶので、講義資料を中心に、教科書も参考にし、周期、周波数、振幅などの基礎用語について復習すること。240
2高橋 信雄音の強さのレベル・音圧レベル本来必要な対数計算を用いずに学習するので、数学の予習は不要だが、音圧と音圧レベルの違い、単位等について復習を中心に行うこと。240
3高橋 信雄純音と複合音、周波数分析国家試験でも出題の多い領域となるので、純音、複合音、周期的な音、倍音などの概念を正確に復習しておくこと。240
4高橋 信雄ホルマント周波数音声言語を音響学的に考察する上で最も重要な概念である。音響管のホルマント周波数の属性について復習をしっかり行い、十分理解すること。240
5高橋 信雄音声生成の音響理論人間の発する音声と直接関係する領域。講義資料を中心に、教科書も参考にして自分のノートを作成し、音源2つのフィルタの特性について復習すること。240
6高橋 信雄アナログとデジタル、サウンドスペクトログラフ難解な領域である。復習を中心に行うこと。特に、広帯域分析、狭帯域分析の特徴について振り返っておくこと。240
7高橋 信雄母音の音響特徴と知覚これまでの学習内容を踏まえた学習内容なので、既習の領域について復習を行い振り返ること。特に音声生成の音響理論との関係性について理解すること。240
8高橋 信雄子音の音響特徴と知覚国家試験で最も出題の多い領域。特にVOT、連続スペクトル、スペクトルに関しては復習要。240
9高橋 信雄超分節的要素の音響特徴と知覚音響学の最後の領域となる。アクセントやイントネーションについては特に復習を行うこと。240
10高橋 信雄音の情報の符号化、可聴範囲この回から聴覚心理学となる。講義内容が物理量から心理量に移行するので、区分を意識し、音響学と対比させながら復習すること。240
11高橋 信雄ラウドネス聴覚心理学の基本となる等ラウドネス曲線については、重要な概念を含む項目なのでしっかり復習を行うこと。240
12高橋 信雄音の大きさ、強さの尺度難易度の高い領域。新たな尺度が導入されるので、その概念を正確に理解するための復習が必要。240
13高橋 信雄音の高さ(ピッチ)、短音の知覚、ウェーバーの法則引き続き難易度の高い領域となる。国家試験でも難易度の高い問題が出題される領域なので、丁寧な復習を行うこと。240
14高橋 信雄マスキング、聴覚フィルタ近年の国家試験で深い理解を求められるのが、この回に学ぶ聴覚フィルタである。丁寧な復習要。講義資料を中心に、教科書も参考にして自分のノートを作成しておくこと。240
15高橋 信雄両耳聴効果、騒音昨年から国家試験出題基準に盛り込まれたロンバール効果も含め、講義資料を中心に振り返ること。240
教科書
言語聴覚士の音響学入門:吉田友敬著、海文堂
参考書
言語聴覚士テキスト第2版;廣瀬肇監修(医歯薬出版)
備考
なし