構音障害学Ⅰ 

科目ナンバリング
1030441667

担当者
高橋 信雄

 
常勤
教員研究室
1412
DP
1,2
配当年次
2年次・前期
授業形式
講義
授業時間
30時間
単位
必修 2単位


アクティブ・ラーニング

□協定等に基づく外部機関と連携した課題解決型授業 ☑ディスカッション・ディベート
 □グループワーク □プレゼンテーション □実習・フィールドワーク □該当なし

【授業内容】

明らかな原因疾患に基づかずに生起する機能性構音障害と、発声発語器官の末梢に位置する顎・顔面、口腔、鼻腔の疾患に起因する器質性構音障害を学修する。これらの構音障害は通常完全に冶癒できる言語障害であり、そのためには治療者の聴覚的弁別力と確かな治療手技が必要とされる。


【学習の到達目標】

1. 機能性および器質性構音障害に関する基礎知識を説明できる
2. 構音検査法および診断法を実施できる
3. 鼻咽腔閉鎖機能と当機能不全に関して十分な知識を持つとともに検査法を説明できる
4. 訓練・指導計画を立案でき、訓練・指導の実際を説明できる
5. 患児・者とその家族の心理的問題を知り、対応策を考えることができる


【成績評価方法】

定期試験90%、小テスト10%。(授業の進行状況で実施しないなどの場合は定期試験の割合が大きくなる)

【課題等のフィードバック方法】

小テストや課題等のフィードバックを授業開始直後の時間を用いて実施する。


【履修上の注意・予習・復習について】

構音と共鳴に関して音声学、音響学を十分に理解しておく必要がある。復習が必須であり、参考書や資料とリンクしたノート作りが重要である。また、授業予定箇所の予習して授業に臨むこと。携帯端末の操作禁止、私語禁止。3回の遅刻で1回の欠席とみなす。


【受講して得られる効果・メリット、その他】

言語聴覚士国家試験対象科目である。学内臨床の見学を推奨する。
言語聴覚士として病院の業務に携わった経験を持つ教員が、構音の評価や訓練の基本となる知識について講義する。

授業計画

担当教員学習内容学習課題・必要な学習時間/予習・学習時間時間(分)
1高橋 信雄構音に関する基礎知識音声学や音響学の知識の復習をして臨むこと。基本をなす内容となるので、講義で配布する資料を中心に構音器官等の基礎知識の整理に努めること。240
2高橋 信雄構音障害概説構音障害の分類について、復習を特に重視すること。記憶する項目数は少ないが、十分理解し体得することが求められる。特に各構音障害の定義は丁寧に理解すること。240
3高橋 信雄機能性構音障害概説臨床的な内容が加わるので、自分なりの心象を形成することが重要である。講義で配布した資料を中心に、教科書も参照して講義内容の整理に努めること。240
4高橋 信雄音の誤りの分類混同しやすい概念を学習するので、復習を特に重視すること。講義で配布した資料を中心に、教科書も参照して整理に努めること。240
5高橋 信雄異常構音(1)異常構音が国家試験で最も重要視される領域となっている。各項目を混同することなく理解できるよう、配布された資料を基に復習を行うこと。240
6高橋 信雄異常構音(2)最重要領域であるため、前回の講義の復習も兼ねて行う講義である。前回の復習をしたうえで臨むこと。特に異常構音の音声学的特徴が重要。240
7高橋 信雄機能性構音障害の評価演習の前半の中心をなす新版構音検査について学ぶ。諸検査の目的、検査法について復習を特に重視すること。240
8高橋 信雄機能性構音障害の言語治療国家試験で臨床と関連の深い内容が問われる領域なので、専門用語の理解はもちろん、それらが臨床でどのように使用されるのかを理解すること。復習必須の領域である。240
9高橋 信雄構音訓練の原則言語聴覚士の仕事の核心をなす一つの要素が訓練である。当然国家試験でも重要視される領域であるので、確実に復習すること。240
10高橋 信雄器質性構音障害概説この回から器質性構音障害に移行する。機能性構音障害と対比させながら基礎知識の整理に努めること。240
11高橋 信雄鼻咽腔閉鎖不全器質性構音障害の最重要項目が鼻咽腔閉鎖不全である。講義で配布した資料を中心に、教科書も参照して自分のノートを作成し、知識の整理に努めること。60分程度復習要。240
12高橋 信雄器質性構音障害の音の誤り再び異常構音を取り上げるので、復習を特に重視すること。機能性構音障害では見られない異常構音、鼻咽腔閉鎖不全との関係性などを復讐すること。240
13高橋 信雄器質性構音障害の視診、機器を用いた検査検査項目が多数扱われるので、復習必須である。国家試験でも出題の多い領域なので、混同せず習得することが求められる。240
14高橋 信雄器質性構音障害の治療の流れ補綴については国家試験での出題も多い。復習を特に重視すること。講義で配布した資料を中心に知識の整理に努めること。240
15高橋 信雄構音訓練の実際講義で配布した資料を中心に、教科書も参照して自分のノートを作成し、訓練の基本となる考え方整理に努めること。240
教科書
発声発語障害学:藤田郁代監修、医学書院
参考書
言語聴覚士テキスト第2版:廣瀬肇監修(医歯薬出版)
備考
なし