臨床免疫学

科目ナンバリング
1110321654

担当者
宇月 美和

 
常勤
教員研究室
3207
DP
2
配当年次
2年次・後期
授業形式
講義
授業時間
30時間
単位
必修 2単位


アクティブ・ラーニング

□協定等に基づく外部機関と連携した課題解決型授業 □ディスカッション・ディベート
 □グループワーク □プレゼンテーション □実習・フィールドワーク ☑該当なし

【授業内容】

生体防御機構の代表である免疫系が生体の生命維持にとっていかに重要な役割を担っているかを、感染微生物や癌に対する正常な生体監視機構を通して、細胞レベルと分子レベルから概説する。また、アレルギーや移植臓器の拒絶など生体にとって不都合な免疫応答のメカニズムも概説する。エイズや自己免疫疾患における人為的コントロールなど、現代医学における重要事項とかかわる免疫学の諸課題についても触れる。


【学習の到達目標】

感染症の制御を主たる目的として誕生した免疫学は、今や医学のみならず広く生物学の根底を支える学問の一つとなっている。本講は免疫学への誘いであり、その基礎を広い視点から学ぼうとするものであるから、体系化して理解出来る基礎を作る。
・免疫の仕組みの概略を説明できる。
・感染症と免疫の関連について説明できる。
・疾病の多くに免疫学的機序が関わっていることを説明できる。


【成績評価方法】

出席状況・課題(10%)、定期試験(90%)などにより総合的に評価する。

【課題等のフィードバック方法】

質問については、随時対応する。


【履修上の注意・予習・復習について】

免疫学についての基礎的な知識が必要であるため、受講にあたっては、これらの知識に積み上げるように臨むこと。
毎回の講義の後には教科書やノートを復習すること。


【受講して得られる効果・メリット、その他】

微生物の特徴や感染症と免疫システムの基本的な理解を深め、免疫に関わる疾患やその治療について学ぶことができる。

授業計画

担当教員学習内容学習課題・必要な学習時間/予習・学習時間時間(分)
1宇月 美和序章:免疫学のあらまし予習:免疫とは
復習:免疫学のあらまし
240
2宇月 美和第1章:免疫現象・免疫システムの基本的理解(その1)“機動力誇る免疫軍団”予習:免疫担当細胞
復習:免疫現象・免疫システムの基本的理解
240
3宇月 美和免疫現象・免疫システムの基本的理解(その2)自己と非自己の識別予習:自己と非自己
復習:自己と非自己の識別
240
4宇月 美和第2章:免疫と疾病予習:免疫の仕組み
復習:免疫と疾病
240
5宇月 美和第3章:免疫応答の鍵となる分子(その1)抗原、抗体、補体予習:抗原と抗体
復習:抗原、抗体、補体
240
6宇月 美和免疫応答の鍵となる分子(その2)MHC、BCR、TCR予習:MHC、BCR、TCRの意味を調べる
復習:MHC、BCR、TCR
240
7宇月 美和第4章:感染防御免疫とその障害/免疫不全症予習:感染と免疫不全
復習:感染防御免疫とその障害/免疫不全症
240
8宇月 美和第5章:免疫による疾病(その1)アレルギー予習:アレルギーの定義
復習:アレルギー
240
9宇月 美和免疫による疾病(その2)自己免疫性疾患(自己アレルギー)予習:自己免疫疾患について
復習:自己免疫性疾患(自己アレルギー)
240
10宇月 美和第6章:がんと免疫(抗腫瘍免疫)予習:悪性腫瘍
復習:がんと免疫(抗腫瘍免疫)
240
11宇月 美和第7章:同種免疫(1);移植と免疫予習:移植とは
復習:移植と免疫
240
12宇月 美和第8章:同種免疫(2);輸血と細胞治療予習:輸血
復習:輸血と細胞治療
240
13宇月 美和第9章:同種免疫(3);妊娠をめぐる免疫と母子間輸血予習:妊娠中の血行動態
復習:妊娠をめぐる免疫と母子間輸血
240
14宇月 美和第10章:医療における免疫の応用;ワクチン、抗血清療法と抗原抗体反応のメカニズム予習:ワクチン
復習:ワクチン、抗血清療法と抗原抗体反応のメカニズム
240
15宇月 美和第11章:感染防御免疫補遺;抗原抗体反応による感染症診断の実際予習:感染症の検査
復習:抗原抗体反応による感染症診断の実際
240
教科書
わかる!身につく! 病原体・感染・免疫 藤本秀士 編著 南山堂
参考書
病気が見えるVol.6「免疫・膠原病・感染症」医療情報科学研究所/メディックメディア/2009
備考
プリントを配布する。
免疫学の背景としての微生物学、感染症についても学ぶ。